毎日積み立て生活

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【超悲報】格差を痛感


昨日のブログ(上掲)で日本人はインフレで17か月連続で貧しくなっていることを取り上げました。


今朝ニュースを見ていたら、実質賃金の低下は18か月連続に記録更新していました。


さらに総務省の家計調査によると、2人以上の世帯の実質消費支出は前年同月比マイナス2.8%。消費支出の前年比減は7カ月連続


実質賃金が減り続けているのですから、実質消費が減少していくのは不思議でもなんでもありません。


マクロでみればコロナ以降、日本の消費者は財布の紐を締め続けている。経済成長の恩恵を受けていないと結論づけることができます。




一方で街の雰囲気や一部ビジネスの動向からは、真逆の印象を受ける方もおられるでしょう。


先日、某地方都市に出張しました。昼前に到着したので近くのとんかつ屋さんに入ったところ、ご高齢の方々で満員。カウンター一席だけ空いていました。皆さま年金暮らしのお歳ですが、ビールにロースとんかつとお元気そのもの。決してお安い店ではないのですが、余裕のある方も多いのだ実感しました。


東京-大阪間で新幹線に乗ってもグリーン車は結構込み合っています。先日は休日に乗ったのですが、ほぼ満席で窓側の席が取れませんでした。


打合せの後、或るビジネスオーナーの方に昼食に誘われご一緒した際、急なことで予約しておらず、近くでということで某ホテル内の、和食なだ〇は満席、向かいの寿司九〇衛はカウンター二席だけ空いて滑り込めました。


23区内だと中古でも1億では良いマンションは買えないと、投資家の方が言っておられました。


日本の一部はバブルというか、儲かっているのです。


東京の不動産は上がる、不調な米国株も円安で日本人は含み益、輸出企業や商社などは円安で笑いが止まらない。


一方で圧倒的多数の庶民は、豊かさを実感できない。


格差を痛感します。




昨日も書かせていただきましたが、金融政策を正常化して異常な円安を止め、政府には食品にかかる消費税減税で庶民の生活を下支えし、大多数の国民が豊かさを実感できるようになればと思います。


しかしながら、これらは期待薄。やはり我々は来年開始される新NISAを上手く活用して、資産形成するしか無いでしょう。




投資は自己責任で。