先日、保有している投資信託の含み益を見ていたら、過去最高になっていました。

年初から見ても、日本円で8桁の額が増えていました。

確かに今年は総じて米国株は好調に推移してはいますが、それでも主要3指数共に一昨年の最高値に到達していません。

私の当時(史上高値頃)の含み益と今の含み益を比較すると、今の含み益は遥かに大きく、やはり8桁円がプラスされています。

追加投資入金の影響も少しはありますが、今の円建て含み益の爆増は円安が大きく寄与しているのです。

1ドルが110～120円だったものが、今150円前後に張り付いているのだから当然。

それだけではありません。

ユーロ、ポンド、他、ほぼ全ての主要通貨に対して日本円は価値を大きく下げているのです。

それでも来年こそは、この異常とも言える円安は反転するとみています。

主な理由は:

1.　欧米の利上げは終了、景気悪化で利下げの可能性も

2.　日本は逆にインフレと賃上げの好循環で金融引き締め方向

3.　経常収支の改善傾向が続く

この円高予想が当たれば、来年は米国株上昇するのに、円建て含み益は減っていくという現象が起こらないとも限りません。

世は株高で盛り上がって浮かれがち。新NISA米国株でいきなり大儲けと過剰な期待も出てきかねない。

危険ですね。

ゴルフと長期投資は似ています。誰でもたまにはナイスショットや奇跡のパットがあります。これはラッキーなだけ。

最後に勝つのはまさに山あり谷ありトラップ有の18ホールを切れずに冷静に耐え抜いた者だけ。

来年もその先も平常心で長期投資継続です。

投資は自己責任です。