【新NISA】投資の大衆化の光と陰
新NISAスタート間近。
ネット界隈は当然として、書店を見ても投資本コーナー以外でさえ新NISAを特集した雑誌や新刊書が山積み。
テレビのニュース、ワイドショーでも連日取り上げられているようです。
今まで一般には際もの扱い、ギャンブルと混同されていた投資というものが、新NISAを契機として、長期、積み立て、分散、低コストのインデックス投資として再定義され普及するのは非常に歓迎されること。
なのですが、投資は投資。どれだけリスク管理しようとも、リスクを完全に消し去ることは出来ません。
どう頑張っても、銀行預金とは違うのです。
一般化、大衆化という陰の側面は、投資に向かない、メンタル、能力、リテラシー、を持つ人が一定数参入するということ。
将来、投資環境が悪化し、株価大幅下落になれば、何割かの投資家は脱落するでしょうし、マスコミも得意の手のひら返しで批判しかねません。
そうなれば元の木阿弥、とならねば良いと思いますがどうでしょう。
せめてインフレに負けない金利が預金についていれば、投資に不適格な人は新NISAには近づくなと言い切れるのですけれど、
預金だけなら目減りするばかり、損するばかりの日本では、何もしなければ投資家との格差拡大するばかり。
来年以降は益々、能力主義、優勝劣敗、自己責任の厳しい世の中になるということです。
大変ですけど頑張るしかない。微力、非力ながら、少しでも多くの人に新NISAのメリットを享受いただけるよう、情報発信出来ればと思います。