【米国株】年末のSP500予想は競馬の予想以下
毎年、年末になると、来年末のS&P500予想というのが、金融機関各社から出されます。
弱気から強気まで、常識的なのから非常識?なものまで、様々。
昨年末時点ではJPモルガンが最も弱気で4200程、
強気のゴールドマンサックス、ドイツバンクでも5100辺り。
このところの米国株絶好調を受けて、各社の年末S&P500予想の情報修正が相次いでいます。
例えば、ゴールドマンサックスは5200に上方修正。これだけ見ると少しだけと思ってしまうのですけれど、同社の昨年11月末の予想は4700
天下のゴールドマンサックスは僅か2カ月ちょっとの間に予想値を、
4700→5100→5200と動かしているのです。
何といういい加減さ。これでマトモな予想と言えるでしょうか。目先の株価がちょっと動けば予想を修正するインチキさ。
いかに信用ならないか、こんな金融機関に振り回される事無く、我々長期投資家はいつも粛々と平常心で投資せねばと、あらためて思います。
これって競馬の予想の方が遥かにマシだと言えませんか?
競馬の予想屋さんは、いくらなんでも馬がレース中に予想を変える事は無いでしょう。
株価の予想屋は年末のゴール直前まで常に予想を変え続けるのですから、競馬の予想屋さんの方がずっと誠実です。(笑)
そう言えば、じっちゃま、こと人気米国株評論家?の広瀬さんも先日の動画でSP500の強気修正予想を発表していました。
あの方のチャレンジ精神と行動力はちょっと小澤征爾氏に近くて、私は大好きで共感するところがあるのですが、
株価予想はよく外れるイメージがあって、逆に心配です。
年末まで米国株の好調が持続するかは、神のみぞ知る。
投資は自己責任です
やっと晴れそうな連休中日、この公園も大勢で賑わうでしょう。