先週の米国株はエヌビディアの超絶好決算の影響で大幅続伸。S&P500、ダウは史上最高値更新。

連れて日本株日経平均も史上最高値更新という、歴史的一週間でした。

三連休明けの今週は、木曜に米国PCEの発表があり、既に事前予想でコアは１年ぶりの大幅上昇の見込みと伝えられています。

不吉な予感しか無いです。

ご存知の通り、コアPCEはFRBが金融政策を決めるのに最も重視するデータ。これが大幅上昇となればインフレ収束の赤信号。

利下げはさらに遠のき、利上げの必要性さえ出かねません。

結果次第では長期金利急上昇、ハイテク株、中小型株が売り浴びせられる展開もあり得ます。

先週と打って変わって地獄を見るかも（笑）。

最近はまた米国株は上げすぎ、バブルという論調が目立ちます。

あのウォーレンバフェットさんも、カジノの様だと苦言を述べ、実際バークシャーハサウェイの現金保有額は過去最大まで積み上がっています。

株が買われ過ぎて、バフェットさんお好みの割安優良株は無いという事です。

確かに米国債を買っていれば、ほぼ無リスクで高い金利が入るのに、リスクを取って株に投資する程だろうか、株価は天井に近い。

とりあえず利確して、米国債買っておこう。

この様な論調が急速に広まって、株式市場を取り巻く雰囲気が一変する可能性はゼロではありません。

覚悟しておきましょう。

投資は自己責任です