【オルカン】中国株嫌いの方に朗報、MSCI-ACWIの銘柄大幅入れ替え
新NISAが始まって、最も多額の投資資金が流入しているファンドと言えば、ご存じオルカンこと、eMAXIS Slim 全世界株式。
この有名なオルカン、全世界の株式というけれど、いったい何にどれだけ投資しているかと言えば、
MSCI ACWI に基づき資産配分しています。
詳しく書くと、
モルガン・スタンレーキャピタルインターナショナルのオールカントリーキャピタルインデックスですね。
MSCI ACWI は闇雲に組み入れ企業が放り込まれているのではなく、時価総額など市場価値に基づいたポートフォリオとなっています。
これは年に数回、見直し入れ替えが行われていて、2月末にも実施されます。
これを見て頂くとわかるように、中国企業が大量に削除され、インド企業が数社新たに加わっています。
上の記事には書かれていませんが、オルカンの組み入れ比率も、
中国 3.6%→3.2% 減
インド 1.4%→1.7% 増
となっています。
昨今の中国経済不調とインドの躍進をタイムリーに反映してくれて頼もしい。
我々、日々の仕事に追われる投資家は何もせずとも、オルカンさえ買っておけば、その時々の最良の企業に資産配分して投資してくれる。
人気になるだけあって非常に優れた投資信託商品だと思います。
ただし、いくらオルカンが優秀でも株式100%ですから、値動きは大きく、マイナスになることも有ります。
それでも長期間投資すれば、資本主義が健全で人類が進歩する限りプラスになることが期待できます。
投資は自己責任です