コロナウイルス新型肺炎の影響
中国武漢で発生した新型肺炎は中国全土は勿論の事、日本を含め世界的な拡がりが現実になっています。
原因となっているコロナウイルスに対するワクチン、特効薬は無く、開発、量産されるとしても、早くて1年近く後と推測され。当面は対処療法しかありません。
2003年頃のSARSの際は日本での流行はありませんでしたが、今は当時と比較にならないほど多くの中国人が日本を訪れており、また悪いことに、中国人観光客のピークである春節と重なってしまいました。
例えば、関西の方はご存じと思いますが、毎年この時期は難波、心斎橋辺りの繁華街は中国人観光客に連日埋め尽くされると言っても、決して大袈裟ではありません。
そうならないことを願いますが、今回の新型肺炎が日本で流行する可能性は否定出来ないと思います。
空港の検疫で防げるというのは幻想です。なぜなら空港でチェックしているのは、サーモグラフィーによる入国者の体温だけ!だから。
潜伏期間であれば体温は正常。発症していても、風邪と思い解熱剤で下げていれば、素通りです。
危険極まりないと思います。
皆さまくれぐれも、不要不急の繁華街への訪問は、特に春節の間は避けられ、マスク着用されるようお勧めします。
日本で本格的流行となれば、日本株への影響はあるでしょうが、米国株へは限定的と思います。
アメリカで流行すれば別ですが、中国からの訪問者は日本に比べて遥かに少なく、国土も広いですから、その可能性は現時点で低いでしょう。