数日前に記事になり、ブログでも取り上げられているので、今更です。

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ社は先週、米デルタ航空株を買い増したということです。

97万6000株余りを約4530万ドル（約49億円、１株当たり平均46.40ドル）で取得。新型コロナウイルスを巡る懸念でデルタ株も約20％下落していたということ。

バークシャーのデルタ株保有はこれで約7190万株になったそうです。

はぁー・・・。ニュースにするようなことか？

総資産60兆円、現金14兆円を持つ会社が50億円弱で株を買い増しただけだろ。手持ちキャッシュの3000分の1ほどを投資しただけ。

庶民に置き換えると、キャッシュを3000万円持っている爺さんが、１万円で株買ったのと変わらない。

割安株に投資は定石通りながら、最低でも、せめて１千万株買い増し（約500億円）とかなら、なるほど！となるのに。

でもちょっと穿った見方をすると、株はまだまだ下がる、これから買い得株が続々出てくる。今回のデルタ買増しは、バフェット翁、戦闘開始の狼煙に過ぎないのか。

それにしてもバフェット氏は飛行機好きでデルタに限らず航空会社株を多く保有しているということですが、純粋に不思議。天下のデルタでさえ幾度か経営危機に見舞われ、乱気流の中で経営のかじ取りしているようなものなのに。長期的には航空需要は堅調ということか？

氏のハイテク嫌い（アップル以外？）は変わらないようですね。なかなか頑固、よく言えばブレない人。

S&P500インデックスに負けても平気というか確信犯か。

平民、凡人の小生には解せません。