おはようございます。

欧米の金融緩和が確実視されているなかで、急激な円高を回避するために、日銀は何等かの金融緩和をせざるを得ないでしょうが、長短金利ともにほぼゼロからマイナスにへばりついている状態で、実効性のあることは殆んどありません。ETF 買い増しがいいところ。

これ以上に金融緩和だけに頼っても景気を浮揚させることは叶いません。2%のインフレ目標も達成出来ません。

国の巨額借金という嘘のプロパガンダを止め、減税や公共事業など、適切な財政政策を実行することで、名目成長率3%以上、インフレ率2%以上を実現することが、日本経済復興への唯一の方策です。

日本の経常収支は長年黒字。世界有数の外貨準備高と対外純資産を誇る国です。日本国が借金を抱えているわけでなく、日本国政府部門が日本国民間部門に負債を持っているだけです。

それもうち約半分は、政府の子会社である日銀が買い取っており、政府の赤字水準は他国と比較して過大ではありません。それを証拠に、日本円は常に安全通貨として、スイスフランとともに国際的に高く評価されています。減税や公共事業拡大による需要喚起の余裕は充分あります。財務省や財務省の息のかかった政治家やマスコミは、国の膨大な借金で増税が必須などという、誤ったプロパガンダは止めて欲しい。

今日は参議院選挙の投票日です。日本経済を半ば諦めて、米国株に投資を集中させる私ではありますが、せめて投票くらいは、日本の次世代のために真っ当な経済政策を掲げるところに投票しようと思います。なかなか見つからないですけれど。