毎日積み立て生活

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アマチュア株式インデックス長期投資家とプロの違い

ウォーレンバフェットがエアライン株を全部売っぱらったかと思えば、今度は金融株も売ったというニュースがありました。どこかの大手地銀(バンコープ)だけでなく、GS(ゴールドマンサックス)までも。


殿ご乱心?


というわけではないでしょうが、バフェット爺さま高齢でちょっと弱気になってるんじゃなかろうか。


もう当分、以前のように飛行機で移動することは無くなるだろうって、学生時代から長年飛行機で国内外を問わずウロウロしてきた私に言わせれば、そんなことは絶対ないと断言します。


インターネットが普及して20年、スカイプだって、何だって相当前からありましたよね。それで事足りる、わざわざ出かけなくてもビジネスが出来るから、飛行機で移動することが減りましたか?


衰退国家の日本は別として、世界の航空旅客需要は多少景気に左右されても、ずっと右肩上がり。ビジネスに観光に、先進国でも新興国でも人々は移動せずにおれないのです。人と直接会わずにおれないのです。これはヒューマンネーチャーなのです。


我々ホモサピエンスはアフリカで生まれ世界に勢力を拡大しました。知性と好奇心で、生きるため、少しでも良い生活を、安全と冒険を求めて世界に散らばっていったのです。これこそが我々のDNA。


始めから終わりまでテレビ会議で完結するビジネスなど無い。実際に会って、現場に行かねばまともな仕事はできません。


いくらハイビジョン大画面できれいな景色が見れたからって、それだけで満足する人などいません。画面が素晴らしいほど実際に行ってみたくなる。現地の空気を吸って美味しいものを食べたくなるものです。


新型コロナなど遅くとも2~3年もすれば何とかなります。そんなことで我々の本性は変わらないのです。





金融にしたって確かに今はドルジャブジャブ状態ですが、それは民間のクレジット市場が収縮しているので、国が肩代わりして支えているだけで、コロナが終わって経済が回りだしたらバブルになる前に引き締めて回収すればよいだけ。ドルの価値が底なしに棄損する心配などありません。




なぜバフェット氏や他のヘッジファンド(レイダリオさんの所とか)等が株の売りに傾いているかといえば、彼らは商売で投資しているのであって、投資家からお金を預けてもらって、バカ高い手数料を取って運用しているからです。(バフェットさんのところはヘッジファンドとは違うが、株主が常に目を光らせているという点で似たようなもの)


投資家、クライアントは下手すれば四半期、長くても1年、2年しか待ってはくれません。10年後は必ず儲かりますから、それまで目を瞑っててねという話にはなりません。


そこが個人の株式インデックス長期投資家との大きな違い。



ですから、我々株式インデックス長期投資家はいくらプロのカリスマ投資家が悲観して株を売ろうが、全く無視して投資を続ければ良いと思います。


向上心、好奇心に満ち、常に進歩を止めない人間と最強の米国資本主義を信じる限りにおいては。






個人的意見です。投資は自己責任で