毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

eMAXIS Slim米国株式S&P500積立減額

連休前、木曜の米国株S&P500は堅調。僅かながら上げて終了しました。雇用統計の予想を上回る数字が、感染者の激増(5万人/日)、経済社会活動再開の停滞、後退に勝ったのでしょうか。




理由は兎も角、今の米国株価の割高理由の一端を示すチャートがこれ。




ナスダックのS&P500に対する割高さを示すレシオは、ついにITバブル時のレベルまで上がっています。



ナスダックの主要銘柄の多くはS&P500にも名を連ねているので、S&P500はこれらの銘柄主導の株高とも言えます。




ITバブルのように、ナスダックがすぐ暴落する、と主張するわけではありません。ただ当時の過熱したバブル相場と同じ水準までも買われている事実。
このレベルを越えてさらにイケイケドンドンで買われ続けると想定するのは、不自然ではないかというのが偽らざる気持ちです。




ナスダック銘柄は総じて期待で買われがちでPERも比較的高い。言い換えれば未来や夢を買われています。テスラがトヨタを上回るというのはそういうこと。
一方の伝統的企業は評価も定まっていて、そこまでの成長しろや大化けする可能性は無いので、合理的、客観的レベルに株価は収れんする傾向があるでしょう。





現在のような超低金利、金余り状況で資金が向かいがちなのは、ナスダックというのは理解できますが、それが永遠に続くとは思いません。





コロナの第二波の影響が出てくるのはこれから。そして11月の大統領選挙でのトランプさん再選も危うい。バイデン候補は既に大企業への増税を叫んでいます。
もしバイデン大統領となれば、4年間の株価低迷は不可逆かもしれません。




そんな状況で、S&P500が3100を越えて、買い進む気になりません。しばらくは様子見ということで、eMAXIS Slim米国株式S&P500積立額を毎日5万円から2万円に減額しました。




S&P500が3000を下回るようなら増額しようと思いますが、当面はこのレベルで慎重に積立継続です。