毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

S&P500指数とeMAXIS Slim米国株式S&P500基準価額

私の場合は、現時点において特定口座で運用しているのはeMAXIS Slim米国株式S&P500のみです。



eMAXIS Slim米国株式S&P500は投資信託にカテゴライズされる商品なので、それには価格がついているはずです。



けれど実際は「価格」ではなく「価額」なのです。



不思議だなと思って調べてみると、価額の定義は純資産総額を基準となる口数で割ったものなので価額だそうです。価格は市場が決めるものなので、価額とは違うそうです。



わかったようなわからないような。このロジックだとETFは市場で値段が決まるから価格なのですね。



ちなみに投資信託の純資産総額は運用している株式や債券などの時価評価額総額に、その他の収入(利息や配当金など)を加え、そこから運用費用などを差し引いた金額のことを指す、ということです。



わたしは当ブログではいつも、S&P500の指数に注目し、その値に基づいて積立価格を変動させているように表現しています。



それは間違いではありませんが、eMAXIS Slim米国株式S&P500の基準価額を全く無視しているわけではありません。



この基準価額にブログであまり言及しない理由は、基準価額はこの投資信託を買っている人にしか関係なく、一般にはS&P500の値で表現したほうが分かりやすい、ピンとくること。



そして、eMAXIS Slim米国株式S&P500の基準価額とS&P500指数の動きはほぼ一致していて、気にしなくてもあまり支障がないこと。の2点があげられます。



特に昨今はドル円相場がボックス圏に停滞しており、為替の基準価額に与える影響が極めて小さいです。一般にはリスクオフの円高、リスクオンの円安ですが、最近はかならずしも、その通りに値動きがなぞられていません。



将来的には為替が大きく動く場合など、基準価額にも注目しなければならないことも出てくるでしょうが、通常はS&P500の動きだけを追って大きな問題は無いと思っています。



為替だけでなく、自動的に再投資される分配金や毎日更新される基準価額のタイミングなど、細かく見れば素のS&P500との乖離はあって、基準価格を見ればより精緻な運用が可能かもしれません。



でもやはり私自身も、体で?覚えているS&P500指数と為替レートで直感的に判断してしまいそうです。わざわざ基準価額と照会するのも面倒だし、その方が馴れてますから。



でも勘違い、思い過ごしということもあるので、重要な投資判断の際は基準価額もチェックしておこうと思っています。