米国株暴落は近いのか: バフェット指数とシラーPER
株価の割安、割高を判断する基準として、バフェット指数(ニューヨーク市場とナスダック市場時価総額の合計を米国名目GDP で割ったもの)とシラーPER (現在の株価÷過去10年間の一株あたり純利益平均値)があります。
これらの数値が過去最高水準にある、すなわち米国株価は極めて割高、というレポートを読みました。
悪いことに、過去にこれら指標がここまで高水準だったのは、ITバブル前とリーマンショック前。今の米国株式市場は、この二回の暴落前状況と類似点があると言うのです。
確かに中国、アジア、日本、欧州などに景気後退の兆候があり、好調なアメリカにも貿易戦争の泥沼化など、景気に不透明感が漂い始めています。株がいつ暴落してもおかしくない、と言われれば納得してしまいます。
歴史は繰り返すのでしょうか?それは判りませんが、暴落に注意しておいた方がよい、という状況証拠のようなものは、少しずつ積み上がっている印象を持ちます。
私に出来るのは、米国株が大幅に下がっても冷静に対処できる心の準備と、買い付け余力の確保のみ。株価のコントロールは出来ません。
今日も平常心でコツコツとeMAXIS Slim S&P500 インデックスファンドを毎日積立てるだけです。