ご祝儀相場かイエレンラリーか
バイデン大統領の就任式が無事終了しました。コロナ禍で地味だったものの、就任式はアメリカンデモクラシーの象徴。正直羨ましく思います。子供の頃のアメリカへの憧れがよみがえります。
アメリカにご祝儀相場という概念があるかどうかは兎も角、米国株相場は爆上げ。またもや最高値更新しました。
この勢いを見ると、多くの方が予想する2月のアノマリー、つまり株式の下げは本当に来るのか、かなり疑問です。
というのは、イエレン次期財務長官の就任前のメッセージが、すくなくとも短期的には非常に経済、株価にフレンドリーだからです。
・大規模経済対策を支持
・ドル安為替操作否定、市場に委ねる
・景気回復が確実になるまで増税凍結
このところの株価の上げは、これらイエレンさんの政策スタンスを好感してのものでしょう。この勢いがどこまで続くかはわかりませんが、来月に大きく株価が調整に入る兆しは今のところ見えません。
あえて探せば、
・割高、過熱感の是正、利確の売りが入る
・コロナ変異種が想定を越えて広がり、ワクチンの抑制が効かない
くらいでしょうか。可能性は低い感じがします。調整は有るとしても、2月よりもう少し先かもしれません。
もうここまで米国株が上がってしまうと、なかなか纏まった額を一気に投資する気になれません。ここまで割高と思い続けここまで来てしまった反省はあるものの。
とりあえずは、現状通り
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)、40,000円/日
eMAXIS Slim世界株式(除く日本)、60,000円/日
の積立を続けます。
投資は自己責任でお願いします。