毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

株式インデックス投資のポイント

私が投資しているS&P500や世界株式のインデックス投資信託であれば、極端な話、何も考えず毎月お給料から無理のない額を長期で積立て、何十年か後の減りゆく年金の足しになると思います。


私の場合もそれで良いのですが、積立期間が短く僅かながら余剰資金もあったので、裁量でタイミング投資的な要素を入れながら投資続けています。




米国株、先進国株、世界株など大きく網を張っているインデックスの場合はETFにせよ投資信託にせよ個々の企業のミクロ的動向は無視できます。


あえて考慮するとすればマクロ経済の動向です。長期的には株価は景気動向や経済成長如何に収れんしますが、短期的には投機的な動き、将来への期待、金融・財政政策に大きく影響されると言えるでしょう。


最近のコロナで沈滞した実体経済にかかわらず、株価が極めて高い水準で推移しているのは、その証明でもあります。




その中でも特に私が最近注目しているのは、米国長期金利の動向です。自分の過去ブログを読み返してみると昨年末くらいから、米国長期金利の上昇についての記述が次々出てきて、自分でも苦笑してしまいました。


今でも考えは変わっていません。


短期金利はFRBである程度コントロールできますが、長期金利は様々な経済的要因によって金融市場で決定され人為的なコントロールが効きにくいところ(注:それでも日銀や欧州中央銀行は力づくで無理やりコントロールしているようですが)。


長期金利上昇は景気の回復を示唆していることでもあり、それが即株価下落につながるというほど単純なものではありません。


しかし今のような超金融緩和下において、株式市場が過熱している、いわば金融相場の下では、長期金利の上昇により、資金が債券市場に向かったり、グロース株が売られる可能性は低くないと思っています。


今朝も10年米国債利回りは、1.345%と上昇。昨年の8月以降、ほぼ一貫して右肩上がりです。


S&P500は僅かながらも下げて今週終わりました。


アメリカを中心とした長期金利の動向が、これからの株式インデックス投資のポイントになる予感がします。


金利上昇で株価が調整局面に突入すれば迷わず買い。アメリカ株や世界株への長期インデックス投資なら、いずれは上がるのですから。日本株は必ずしもその限りではないでしょうが。


個人的意見です。投資は自己責任です。