【心配無用】テーパリングでも利上げでもかかって来なさい
今週はいよいよFOMC。
テーパリングについてどのようなメッセージが出されるか、市場関係者の注目が集まっています。
短期でのパフォーマンスが重要なヘッジファンドや機関投資家にとっては、それは重要、飯のタネ、場合によっては死活問題。
ですが米国株S&P500インデックスの長期投資をしている、我々一般人にとってはどうでしょうか。
冷静に考えると、あえて言うと、、、、
無関係。
心配無用。
FF Rate推移(1955~2020)
S&P500推移(1990~2021)
言葉はいらない。
一目瞭然。
FF Rateとテーパリングは同じではありませんが、要は金融引き締めなので、ほぼほぼ同義とすれば、過去に何度もFF rateの引き上げ(金融引き締め)がなされています。
直近では2013年バーナンキショックに端を発し、イエレン、パウエルさんに続く金融引き締め。
最後はトランプ大統領にパワハラを受け、パウエルさんが利下げに転じたのは、いつの頃だったか。
そしてコロナショックで前例のない大規模金融緩和措置が取られて今日に至る。
いろいろありました。
S&P500が大きく調整したこと(ITバブル崩壊、リーマンショック)も幾度かありました。
けれど、待てば海路の日和あり。
結局のところは、長期でみればS&P500は右肩上がりなのです。
アメリカ経済が健全であれば、これからもこれは大きく変わらないでしょう。少なくとも我々が生きている数十年程度のスパンでは。
次のテーパリング、FF rate引き上げで株価が大きく調整する可能性は充分あります。
金融緩和のスケールが今回は大きかっただけになおさら。
しかし、最悪でも何年か待てば、米国株は力強く復活すると想定して、間違いは無いと思います。
それでも、未来に絶対は無いので、投資は自己責任です。