【朗報】S&P500は年末4700へ!?
GSのアナリストであるデイビット・コスティン氏は、金利がそれほど上がらなければ、S&P500は今年末に4700に到達するだろうと予想しているそうです。
ちなみに氏は今年初めの時点で年末のS&P500を4300と予測していたそうです。
もう半年で4300近くまで上がってしまったので、ここに来て年末予想を上げざるを得なくなったということのようですね。
アナリストさんもご苦労ありますね。胃が痛くなるお仕事と思います。
それでもこの方、今回の予想には一応保険はかけていて、何も無条件にS&P500が年末に4700になる、と言っているわけではありません。
前述の通り、金利が今とあまり変わらなければという条件があります。ここでいう金利はFRBが決めるFFRというよりは、むしろ市場によって決定される長期金利(長期米国債利回り)でしょうか。
それともう一点、重要なのはコスティンさんはバイデン政権の増税プランは今年中に再燃する可能性があるとしていて、もし法人税とキャピタルゲイン税が上昇したならば、2022年のS&P500のEPSを5%下げると言ってます。
ポイントはS&P500のEPSが現状から5%マイナスになるということではないこと。
上記増税無かりせば、2022年のS&P500のEPSは10%成長するそうで、そこからのマイナス5%だから来年のS&P500のEPSは5%アップと予想していることになります。
ちょっとややこしいですが、ここは重要なところで、最悪の民主党増税が成立したとしても、S&P500の一株あたりの利益は5%は増えるのだよということ。
ならばこの場合にはS&P500は年末どのくらいまで伸びるのか教えてほしかったのですが、それは私の読む限りでは書かれていませんでした。
4500位かな?
まあ、いずれにしてもアナリストのいう事なんて、あんまりあてにならないし、当たらないです。
投資は自己責任です。