毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

eMAXIS Slimバランス(8資産均等)に対する私見と改善点

拙ブログで繰り返し触れているように、現状私は特定口座でeMAXIS Slim米国株(S&P500)とeMAXIS Slim全世界株(除く日本)の2ファンドを積立投資しています。


これ以外はつみたてNISA(つみたてんとう先進国株および新興国株インデックス)と会社の確定拠出年金(ほぼ9割近く元本保証、残り海外株式等インデックス。以前は全額海外株式&債券インデックス)だけ。


これ以上増やす気は全く無いです。確定拠出年金の積立期間が終われば速攻で現金化するつもりです。


リタイア後の資金管理、投資管理はストレス無くシンプルかつ効率的にがモットーなので、厚生年金で足らないところは預金を取り崩したり、上記のファンド達から少しづつ利確したりして充当するつもりです。


以前はリタイア後に高配当株を買って、優雅に配当生活することがカッコイイと思っていたのですが、税金面で不利、面倒、個別株リスクを背負うということで止めました。


名より実を取る、合理的判断と思っています。


現金、預金以外は全て海外の株式インデックスでリスク(ボラティリティ)は高いわけですが、仮に一時半値になったとしても、生きていけないほどに困らないので、全く気にしていません。





世の中私のような人ばかりではなく、安全志向で心配性の方もおられると思います。特にリタイア後は大きく資産を毀損したくないという思いが強いでしょう。


だからと言って預金だけでは全く増えないどころか、インフレに弱く、さらに円の価値が下がる可能性もあり、決してリスクフリーではありません。


やはり金融資産の何割かは投資して増やしたい。だけど大きなリスクは負いたくない。


そんな都合の良いローリスク、ハイ(ミドル)リターンの商品は無いものかと、思うわけです。


理論的には金融市場が効率的に機能していると仮定すれば、少なくとも長期的にはそのような都合の良い話は無く、ローリスクならローリターンに甘んじるしかありません。





しかしそう言っちゃお終いなので、株式インデックスだけでは不安な人に良いものが無いかな、と見てみるとeMAXIS Slimの中に、それらしきものを発見。


eMAXIS Slimバランス(8資産均等) です。


詳しくはネット検索していただくとして、要約すると:


株式(日本、先進国、新興国)各12.5%
債券(日本、先進国、新興国)各12.5%
リート(日本、先進国)各12.5%


株式1本槍よりは、恐らくボラティリティは小さいでしょうから、心配性の方には好まれるのでしょう。実際、純資産総額は1,000億円を越えており、ブロガーが選ぶ投資信託のトップテンに食い込んでいたと記憶しています。


けれど個人的にはこのファンドあまり好きではありません。


(理由)
・世界のGDP比率でいえば数%しかなく、今後縮小する日本経済の資産に37.5%も割り振っている。
・日本国債など全く金利が無いので、投資する意味がない。
・わざわざハイリスクな新興国債券に投資するのは賛成できない。


以上です。



ということで私的改善提案としては


株式(先進国、新興国)各25%
債券(先進国)25%
リート(先進国)25%


の4資産均等ファンド。


これならばリタイア後の低リスク資産運用はこれ一本と現預金、ということでお勧めしても良いかなと思ったりします。


三菱UFJ国際投信さん、いかがでしょうか。




投資は自己責任で。