【一応朗報】立憲共産惨敗、でも安心とは程遠い
衆議院選挙の結果が確定しました。与党安定多数は変わらず。
関西で維新が異常に増殖したのは不気味です。吉村知事の真面目でさわやかなキャラクターが奏功しました。
私は維新を全否定するつもりも無いし、吉村さんは有能な方だとは思います。
一方で、経済政策的には緊縮、規制緩和一本やりなので諸手を上げてとはゆきません。かつて仕事で橋下府政、市政を比較的近くで見る機会があった一人として、維新は良い所ばかりではないと感じます。
選挙結果の何よりの僥倖は立憲共産連合が議席を減らしたこと。
日本が社会主義、共産主義に陥るのを当面阻止できました。
例の江田代表代行のNISAに課税の暴言、妄言、極悪・醜悪・非道発言が現実にならずに救われました。
江田さんは頭脳明晰、論旨明快、弁舌さわやかな方だったのですが、ここまで落ちぶれて逆に悲しいです。それでも今回当選したのですね。もう辞めてほしい。
最後に、本当に残念なのは与党が勢力維持しても安心できないことです。
財務省を軸に中央官庁が民意と経済的利益に全く反する政策をごり押ししており、それが次々と通る予定だからです。
マスコミでもあまり取り上げられていませんが、来年度贈与税の改悪がほぼ決定しています。
今まで生前贈与について、死亡から遡って3年以前の被相続人への贈与は110万円まで非課税だったのですが、それが無くなります。
具体的にどうなるかは未定ながら、大幅に増税になることは確実。
さらに現行の、子や孫へ一括贈与が非課税になる特例『教育資金(最大1500万円、2023年3月末まで)』『結婚・子育て資金(最大1000万円、2023年3月末まで)』『住宅取得等資金(最大1500万円、2021年末まで)』が廃止の可能性も出ています。
与党がこれですから本当に日本は終了しています。アメリカなら共和党になれば減税になる期待があるのですが、日本はそれが無い。
能力と資産のある方は身ぐるみ剥がれる前に国外脱出をしたほうが良いでしょう。