【FOMC】インフレかデフレか
本当に久しぶりにインフレという言葉が様々なところで出てくるようになりました。
全国民インフレ恐怖病ともいえるドイツなどはヒステリックにECBを非難していて、ドイツ連銀の総裁?だったか偉い人が辞任したのでしたっけ。
アメリカでも今度のインフレは長引く、悪夢の70年代が再来する、極端にハイパーインフレが来るという人もいます。
どうなんでしょうかね。
逆にというか冷静に、現在のインフレはコロナが落ち着き経済が正常化するなかで、需要が急激に増えたにもかかわらず、世界中あらゆるところでサプライチェーンがコロナの打撃からは回復していないために、需給バランスが崩れているので、過度なものになっている。と説明する方もおられます、たとえばイエレンさん、パウエルさんのように。
爆買いの中国が変調をきたしている中で、悪性のインフレがこれからずっと続くのかというと、むしろ逆であって、また来年半ばころからはデフレ基調に戻るかもしれません。
実際のところよくわかりません。ファクター多すぎて。
アメリカ1国だけであっても、来年のインフレを正確には予測できないでしょう。
まあ最低限言えるのは、コロナ非常時の金融緩和を終わりにするに十分なほど経済の基礎体力は戻ってきているので、今週のFOMCでは、早々にテーパリングを開始し、来年半ばを目途に終了(資産買い入れを)しましょうということくらい。
それからどうなるかは、今は誰も正確には判断できない。来年春ごろになって早く利上げをとなるのか、意外に経済が弱いのか見えてくるのではないかな。
万一インフレが燃え盛って、利上げ緊急前倒しとなれば、NASDAQは一時派手に被弾しそうではありますけれど。
杞憂に終わるかもしれないし予想しても無駄なので、このまま現状積立投資継続です。
それにしても、このところ米国株調子乗りすぎで、気味悪いな。
投資は自己責任で。