1969年、一応この世に居ましたが、その年に何があったか覚えていません。調べてみると、アポロに乗って人間が初めて月に着陸した年でした。そこで採取された月の石が大阪万博に展示されたのが翌年1970年。私がそれを見たという記録は残っています。

1969年以来という何年振りかわからないくらい前の記録が塗り替えられた、という報道に驚いた方も多かったのでは。先週の米国失業保険申請数がその時以来の少なさだったということです。当時のアメリカの人口は今より随分（1億人近く）少なかったので、人口比率からいえば今の方がずっと優秀な数値。

イエレン財務長官、パウエルFRB議長共々、口を揃えて雇用改善を連呼していました。その甲斐あって雇用状況はむしろ改善を通り越して加熱、賃金の急騰が懸念されるまでになっています。

もう十分でしょう。金融緩和も財政出動も店じまい。テーパリングのペースをグングン上げてさっさと終わらせ、至急利上げしてもらわないとインフレが蔓延ります。

株はこれまで目いっぱい上がったのだから、来年は一時休憩ということで諦めるとしましょう。それよりもインフレを防止して着実な成長軌道を長期的に維持することが経済政策上理にかなっています。

個人的意見です。投資は自己責任です。

日銀は政府の実質子会社です。従って日銀保有の国債は政府債務と相殺出来ます。