毎年、この時期になると各社から来年の株価予想が出ます。

来年のS&P500予想が上の表。

経済というのは必ずしも今日の続きが明日とは限らない。天変地異、戦争など起こると経済活動の継続性が突如として断たれ、そこに底の見えないクレバスが出来たりするもの。

昨年以来のコロナ危機が良い例です。今年の除夜の鐘まで随分あるので、どうなるか不透明ではありますが、現時点でS&P500は年初来20%ほど上昇。これを予想した大手金融機関はあったでしょうか。

１年前の予想に比べて、上記の予想はさらに控えめ。S&P500が今より下落する、殆ど上昇しないとしているところも散見される。たしか去年はここまで悲観的なところはありませんでした。

個人的には来年こそコロナが終息して、世界が通常に戻ってほしい、いやきっとそうなると信じています。経済活動もグローバルベースで活発化します。

そうなれば、今のような金融大緩和状態は是正され、トップランナーのアメリカにおいては利上げもされるでしょう。欧州でさえテーパリング本格化するかもしれません。

それって悪いことでしょうか？
心配するほどのことでしょうか？

買われ過ぎている高PER銘柄には調整が入るでしょうが、本当の優良企業なら一時株価は下がっても、また上昇します。

日本企業は全く駄目駄目ですが、アメリカを中心に未来を切り開く新興企業、優良企業は世界に数え切れません。インド、アフリカなど新興国などは人口ボーナスの果実を享受するところも出てくるでしょう。

来年どうのこうのではなく、長期的な視点から成長市場、成長企業にインデックスという手法で投資をこれからも続けていこうと思います。

投資は自己責任で