毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

【ウクライナ】続、心配していたらキリがない【中国恒大】

米国株価、全世界株価、などインデックス指標に影響を及ぼすのは、個別企業業績やFOMC、ECB等の金融政策だけではありません。


代表的なのは天変地異。フォース・マジュール、というもの。ビジネス契約などで良く用いられる用語で、契約当事者のコントロール出来ないこのような事象が起こったときは、お互い契約履行できなくても仕方ないよね、という取り決めです。


最近の代表例は言うまでもなく、「コロナ禍」。一時は世界の株価が暴落しました。ただFRB、ECBや各国政府はコロナの経済への悪影響を緩和するため、財政金融政策を総動員し何とかやり過ごすことは出来ました、異例のインフレという副作用があったにせよ。





民間の力の及ばないところ、フォース・マジュールというものに戦争や政変などが含まれる場合も多いです。


ウクライナにロシアが侵攻し戦争一歩手前のようです。


本当に戦争になって誰が得をするのでしょう?
戦争になるなる詐欺で利益を得るのは誰でしょう?


行く末はわかりません。客観的に冷静に判断し状況を見ていくしかありません。



中国の政変ともいえる、習近平の共産主義回帰、21世紀の文化大革命と恒大に代表されるバブル崩壊。


これもどうすることもできません。


中国株を全部売る?


全世界株インデックスには嫌でも入ってます。それに中国株を売ったところで、世界経済は大きくなり過ぎた中国の影響から完全に逃れるなんて不可能です。





このように、どうしようもない危機的状況というのはこれまでずっとあったし、これからも絶えることはないでしょう。


戦争があれば防衛産業に投資して儲ける、食糧危機なら穀物相場で一財産稼ぐという手はあるかもしれません。才覚有る方はご自由に自己責任でされたら良いでしょう。


しかし我々多くの庶民は、毎月のお給料から細々と海外優良株インデックスを、これまで通り積立継続することが最適ではないでしょうか。


私は悲観的状態だからといって投資を止めたり、慌てて売るという180度方針転換は賛成できません。


なぜなら、世界経済はこれまで幾多の天変地異や戦争、政変、混乱を全て乗り越え、長い目で見れば成長してきたからです。


これが今日や明日に覆る方に賭けるというのは、馬鹿げていて大人の判断ではないと思うからです。





投資の答え合わせはいつですか?人それぞれでしょうが、大半の現役世代の皆様は数か月後とか1年後ではないはずです。


世の中の雑音に惑わされず、せっかく続けてきた米国株、世界株などの長期インデックス投資を無理のない範囲で続けること。


ほかに何かあるでしょうか。





投資は自己責任です。