【米国株】甘くは無かった、株式大暴落へ進むのか
週前半までの米国株好調から一転。米国株は木、金と暴落。
欧州株も同様。全面リスクオフといった様相。
それを裏付けるかのように、米国長期債は少し買われています。
制御不能で荒れ狂うインフレ。FRBは一応冷静を保ってはいますが、どう対処して良いかパニック状態でしょう。恐らく意見はFOMCメンバー内で大きく分かれているはず。
そこをどうまとめてくるのか。
FRBは昨年時点でのインフレ見通しが甘く、テーパリングが遅れたことが今のインフレの原因の全てではないにせよ、一部ではあるのですが、それを認めるわけにはいかないので、大慌てで大幅利上げをしたくない。
それがさらなるインフレを招くのではないか、と個人的に危惧します。
株価なんか少々下がっても良いから、インフレ期待を一掃してほしいと思います。
もう一つの危機はウクライナ問題。
昨日来、ロシアのウクライナ侵攻近しという報道がされています。
現実になれば、欧州を中心に大混乱は避けられません。
機関投資家は株などリスクアセットなんか買っている場合ではなくなります。個人の狼狽売りも出るでしょう。
コロナ危機以来の世界株式大暴落が間近に迫っているのかもしれません。
投資は自己責任で。