ウクライナ状況手詰まりの中、米国株は安定
ウクライナ情勢は悪化の一途。現地からの映像は日ごとに凄惨さを増しています。
第二次大戦で日本が攻め込まれ、連日の大規模空襲から原爆投下までされた挙句、無条件降伏に至った状況を思い起こさせます。
こんな悲劇が目の前で起こっているにもかかわらず、悪魔も逃げ出すほどの残虐なプーチンの行動を効果的に止めることが出来ない現実。
ひとえにロシアの核戦力の脅威に怯えてのこと。
ロシアに対する強烈な経済制裁。
スイス、フィンランド、スウェーデンのような筋金入りの中立国でさえ、ロシアに反旗を翻し武器供与するという歴史的転換。
長期的には確実にプーチンは窮地に至るでしょうが、ことウクライナを今、侵略から救うという点では、コロナで肺炎に苦しむ患者にビタミンCを与えて、頑張れと言っているのと変わらないと思います。
西側の完全な手詰まり。
そんな中でも皮肉なことに、米国株は安定的に推移しています。FRBのタカ派利上げ姿勢がウクライナ危機の影響でやや穏健になるということ。
だからといって、また株価右肩上がりが始まるかというと疑問。欧州株は非常に低迷しています。
この状況がいつまで続くのか、なんか長引きそうで嫌ですね。
投資は自己責任です。