大阪にウォルドーフ・アストリアが出来る
仕事で梅田(大阪の中心街)に行った際に撮った画像です。
JR大阪駅や阪急、阪神の梅田駅にほど近い場所にこんなおおきな空き地があり、開発が進んでいます。もとは国鉄(現JR)の貨物基地などがあったあたりです。
東京でいえば、品川や恵比寿の再開発に似ているでしょうか。しかし大阪の人に言わせればここはど真ん中もど真ん中。品川、恵比寿というよりは、東京駅とか新宿駅の近くという位置づけだそうです。
ここに出来るのは先端オフィス、ショッピングアーケード、高級ホテルに高級コンドミニアムとお決まりのラインナップ。
中でも目玉はアメリカの超高級ホテル、ウォルドーフ・アストリアホテルが開業するというのです。
このブランドはヒルトンホテルグループの最上ブランド。コンラッドが一番上かと思ってましたが、まだ上があったのですね。
元祖、ニューヨークのウォルドーフ・アストリアはアメリカで最も格式高く有名なホテルと言っても良いでしょう。各国のVIPに愛されているのは勿論、映画にも登場します。
エディーマーフィーの「星の王子ニューヨークに行く」は有名ですね。
私なんか、なんでそんな超高級ホテルが、コテコテの大阪に開業するのか、いったい誰が泊まるねん?と思ったりするのですが、(大阪の人ごめんなさい)
どうやら、ここに金融特区を誘致して、今や中国に略奪されたアジアの金融センターの香港に代わるオフショア金融センターにするという壮大なプランがあるようです。
その意気や由し。
実現すれば画期的なことで、日本の衰退を救う一助となりますが、現実はそんな簡単にはいきません。
日本の財務省の岩盤規制からフリーにすることが出来るのか、金融サービスは何より人材なので、世界中の有能な人材が大阪に来てくれるのか、等々。
日本の金融機能を独占する東京ですら、バブル崩壊以降この惨状ですから、大阪に世界的金融センターが出来るというのはどうもイメージできません。
なんかケチをつけるばかりですみません。夢のある前向きな取り組みは大歓迎です。
香港、上海、シンガポールという中華系金融センターに対抗する大阪となることを願っています。
いずれにせよウォルドーフ・アストリアが出来るのは決定ということなので、せめてコーヒーくらいは飲みに行くのを楽しみにします。
一杯何千円もするのだろうな。
頑張って米国株投資でお金を貯めなきゃ!