精神科医の和田秀樹さんの本が売れているようだ。

じっくり読んだことはないけれど、シニア向けの本で老化防止のあれやこれやについて書かれている。

東大医学部卒ということで信頼性は抜群だし、高齢者が知りたい情報を平易に解説しているから売れているのだろう。

私も、誰でもいずれはシニアになる。若さを保つにはどうすればと考えて思いつくのは

・筋トレとか有酸素とか運動で体力をつけること。
・若返り効果のある食事やサプリを採ること。

しかし和田先生はそうではない、前頭葉を若々しく保つことが大事と説く。

刺激のある、新鮮な、ときめきのある日々を送る事だそうだ。

具体的には、知らない駅で降りて歩く、行ったことのないレストランに入る、恋をするなど。

前頭葉が活性化しないと、そもそも運動して良いものを食べて元気に過ごそうという、意欲が衰えるそうだ。何事も面倒で感動が無くなってしまう。

怖いですね。

私も何年か前から、物欲とか食欲とか淡白になってきているので、ランチなどは出来るだけ知らない店を探したり、目的地の一つ前で降りて散策したりしている。

同じ日常に慣れず、日々わくわくして新たな経験を積む、小さいことで良いから。

まさにこれは子供の頃の心理状態。毎日が新鮮なら１年が子供の様に長く感じる。

少しは効果があるのか、最近時間の流れが遅く思える。新しいことやろうかという気にもなっているような、気がする。

元々、子供のころから知らないところへ行くのが好きだった。学生時代、社会人になっても機会をつくって海外に出かけたり住んだり。

アウェーの刺激が好きなのだ。

これからも一層、アウェーを求めて生きていこう。

この画像はランチ時、中国人ばかりのお店に入って出てきた茶卵。

好物で台湾、大陸、香港に出かけたときはよく食べた味。日本の町中華ではあまり見ない

最近は日本にも、ガチ中華が増えて嬉しい