米中閣僚協議を直前に、様々に情報が飛び交ってます。

Chinese Vice Premier Liu He is expected to lead the Chinese trade delegation in Washington this week, and he is reportedly planning to take one of Trump’s key demands off of the table. According to reports, Liu plans to bring a trade offer to the U.S. that excludes commitments on reforming Chinese industrial policy or government subsidies.

中国サイドは、アメリカが拘る中国の不公正な産業政策や中国政府の補助金は交渉のテーブルにのせないことを表明。

そういうことなら、そもそも何もわざわざ閣僚までが会う意味無いじゃん⁉️と思ったところ。

「中国は米国との通商協議では可能な部分で合意を取りまとめ、より困難な問題は来年に交渉する工程表を作成する用意がある」

というロイター報道が飛び込んで来ました。

トランプ大統領は:

「部分的合意はわれわれの望むものではない」

「私は大きな取引をまとめることに傾いている」

「中国は取引をするためにやって来ると思うが、取引がまとまるかどうか見てみよう」「われわれはこれまで多くの事をやり遂げてきた。うまくやっている」

ということで、これまでのスタンスを堅持。

選挙のために中国と拙速な妥協をして、アメリカや西側の根本的な利益や覇権を中国に譲ることは無いと安心しても良いでしょう。

ただ、トランプさんからの、ささやかな国慶節プレゼントに、中国が農産物買い増しのお返しで応じたように、クリスマスや新年にむけての「暖かいやりとり」くらいのことはあるかもしれません。

個人的予想は、

1.今週の米中協議で大きな進展は無い。

2.実質的には意味が無くても、将来の期待につながるようなメッセージは出る。

3.お歳暮レベルの、関税一時凍結くらいはあるかも。

です。