渋谷の東急百貨店本店が来年早々に閉店されるようです。何年か前には東横店も無くなりました。

渋谷といえば東急グループのホームみたいなもの。なぜ本店が潰れてしまうのか、と心配しましたが杞憂です。

本店跡地は再開発されて、さらに魅力的な商業施設に生まれ変わる計画。

渋谷は若いころお世話になった街。

思うに渋谷は不思議なところで、駅周辺の賑わいや猥雑さと、公園や超高級エリアが隣接し共存しているところ。

私は安酒場専門に利用させていただいていたわけですが、歳をとるとさすがに渋谷の繁華街はきつい。

かと言って、松濤のような所は敷居が高いので、最近は足が遠のく一方です。

全国的に昭和、平成前期に活況を極めたデパートが次々に閉店していて、私の様な世代には寂しい。子供の頃、お出かけで一番楽しみだったのはデパートという方は多いでしょう。

それでも大都会はたとえ閉店しても、その跡地にはもっとグレードアップした商業施設が出来ます。

一方で地方都市は中核の百貨店が閉店すると、その地域は寂れるばかり。

みんな郊外のイオンモールに行ってしまうのですね。

イオンモールも良いけれど車でしか行けないし、どこも似たようで画一的。

やっぱり地域一番店、憧れ百貨店がもう田舎では成立しないというのは、日本の衰退を象徴しているかのようです。