【米国株】FRBは株価のモグラ叩き
最近のパターン通りに米国株は週の初めに急騰して、その後じりじりと下げるという流れが今週も続いています。
このところの株価下落の要因は各種マクロデーター(インフレ、失業率、等)が株価にネガティブということだけではありません。
FRBの幹部やFOMCメンバーが入れ代わり立ち代わり、手を変え品を変え、連日にわたりインフレの恐怖を流布し、金融引き締めの強化を説いています。
こんな状況で米国株が上昇するわけがありません。
これでは株価のモグラ叩きです。
けれどFRBにしてみれば、インフレは耐えがたいほど高水準で鈍化の兆しは乏しいのに、株価が上がって消費が活発になると、インフレが収まらないので困るのです。
特にこれからは感謝祭、クリスマスと1年のうちで一番消費活動が活発になるシーズン。
ここで金融引き締めの手を抜くわけにはいきません。国民を株安のどん底に叩き落し、消費に冷や水をぶっかけないと、インフレの火の手は勢いを増しかねません。
今こそ踏ん張りどころと、パウエル議長を先頭に、年末にかけて株価モグラ叩きは激しくなることでしょう。
個人的感想です。
投資は自己責任で。