いよいよ日本時間の今晩はCPI発表、そして明日、明後日はFOMC。

市場関係者、投資家の皆さんは、固唾を飲んで待っておられるところでしょう。

それにしても今朝の米国株は、なぜかずいぶんと上がりました。やはり先週は売られすぎだったのでしょうか。今朝の上げの後でもS&P500は4000を切っている不調ぶり。

サンタクロースラリーと言われてもう12月も半ば。たとえCPI、FOMC無事通過して、株爆上げしてもS&P500が4200とか届くのか心もとないです。

今年は米国株ダメダメでしたが、８月ごろに大きく上昇してS&P500は4300直前くらいまで行ったと記憶しています。

年末にそこを越えてくれば気分の良いお正月になるのですけど、どうかな。

と、ここまで書いてなんですが、S&P500がどうのこうのと言うのは、あくまでもドル建てのお話し。我々日本人投資家が円に置き換えると全く違った景色になりそうです。

仮にCPIが予想より上振れ、FOMCのタカ派色が強調されれば、米国株は暴落するでしょう。S&P500が4000なんて夢物語。一方で金利は急上昇するはずですから、ドル高円安が急激に進み、円建てではそれほど米国株は下がらない可能性があります。

この真逆の状況では、米国株価は爆上げしても、それは同時に急激な円高となる可能性が高いので、円ベースでみれば米国株はそれほど上がりません。

私のようにeMAXIS Slim米国株(S&P500)のような円建て投資信託で米国株に投資している場合は、常に価格変動は円建ての基準価額として示されるので一目瞭然。

今の状況ならば、米国株が上がろうと下がろうと、円建て資産ならば大して変わらない?!
可能性が高いでしょう。

そうであっても、やっぱり米国株が上がってくれた方が気持ち的には嬉しい。

投資は自己責任で。