【米国株】大幅続落【欧州株】
今朝は欧州、米国ともに株式市場は全面安。
投げ売りとまではいかなくとも、クリスマス休暇前にポジション整理するには十分過ぎるくらいの悪材料が揃ったというところでしょうか。
欧州ではECB総裁のラガルドさんが、今後もインフレへの戦いは止めないと、タカ派発言。
米国では小売り売上高が予想を下回りリセッション懸念が増幅。
欧州はともかく、アメリカは小売り不調ということなら、インフレが着実に収束していることの証明なので、株価が好意的に反応することだって有るわけです。
タラレバで今回の小売り売上高が市場予測を大きく上回っていたら、株価は上がったでしょうか。インフレが収まっていないということで、やはり株価下落したのではないかと思います。
それくらい今は市場の雰囲気、地合いが悪くなっている。機関投資家はもちろん、個人も積極的に買い難いでしょう。
夏以降、FRBは継続して、とにかく株価をを冷やすメッセージばかり発していますから、当然といえば当然。
しかし一方で、その間はPPI(生産者物価指数)、CPI(消費者物価指数)ともに概ね下落し続けているのです。
インフレを警戒するのは結構ですが、ちょっとやり過ぎじゃないでしょうか。そもそもここまでインフレを放置したのはFRBでしょ。
愚痴を言っても始まりません。今年は駄目、来年も厳しそうですが、来年後半にはインフレも落ち着くことが期待できそうですし、めげず、挫けず、平常心で投資を続けてゆきましょう。
投資は自己責任です