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【新NISA】私が見落としていたこと


来年から新NISAが開始されます。ネット、マスコミ、書籍上に情報が溢れています。


これまでこれら情報に触れて、新NISAをほぼ理解していると思い込んでいたのですが、あらためて金融庁の公式情報を見て、目から鱗の見逃している点があることに気づきました。


あわてんぼうのおっちょこちょい気質は死ぬまで治らないのか、気づいていないのは日本で自分だけ?かもしれませんが、万一ということもあるので、ご紹介したいと思います。


ちなみに上の表は金融庁のHP資料なので、情報は確かです。


3番目の項目に「非課税保有限度額(総枠)」という項目があるのでご覧ください。


新NISAの投資(入金)限度額というのは1800万円というのはよく知られています。


そのうち、「成長投資枠」が1200万円、残りの600万円が「つみたて投資枠」であると、愚かにも私は思い込んでいました。


それは間違い。


正しくは、「成長投資枠」の1200万円というのは、あくまでも全体の内数で上限の投資枠でしかないということ。極端に言えば「成長投資枠」はゼロでも構わないのです。


それならば600万円の「つみたて投資枠」しか使えないのかといえば、そうではなく、全て「つみたて投資枠」でも構わないのです。


ただし「つみたて投資枠」の年間投資枠は120万円なので、これのみで1800万円積み立てるには、15年要するということです。一般的なサラリーマンの積立て投資なら、年間120万円ゆっくり積立て投資するというのは、ちょうどいい目標かもしれません。


無理して成長投資枠を使わずとも、限度額1800万円という新NISAの恩恵は、「つみたて投資枠」の利用だけで十分享受出来るのです。


もちろん、「成長投資枠」で「つみたて投資枠」と同じ投資信託に投資することは可能なので、最短では5年で全額投入することは可能です。




いかがでしょうか。そんなこと判っていたいたよという方が大多数とは存じますが、もし知らなかった、という方がおられたら幸いです。