毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

米国株S&P500 は上昇気流に乗る勢い

24日のニューヨーク株、ダウは下がったものの、S&P500 は少し伸びて3000代をキープ。


注目のペンス副大統領の対中国演説は予想以上に米中協議に配慮した内容となり、人権問題、不公正な経済制度、軍事的野心などには一応触れはしたものの、「アメリカは中国の発展を阻害はしない」ことを強調し、昨年から比べてソフトになりました。少なくとも市場はネガティブには反応していません。

オバマ時代の「中国と共に発展」路線からトランプ政権の「中国切り離し、敵対」に大きく梶を切ったものの、トランプさんの選挙対策が最優先の今、アメリカが強く出られないことがはっきりしてきました。

この流れなら米中関係の障害となる、注目の香港人権法案の上院可決も、来月の米中首脳間合意以降になりそうですね。

といわけで、米国株は年末にむけて、いよいよ底堅い動きとなりそうな予感がしてきました。


一方で昨日発表の経済指標は弱含みではありましたが、

-9月の米耐久財受注統計は、設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)が2カ月連続で減少。コア資本財の出荷は、2016年以来の大幅減少。

-9月の米新築住宅販売も前月比で減少し、販売価格も低下した。住宅ローン金利の低さや着実な賃金増加にもかかわらず住宅セクターの勢いが失速している可能性を示唆。


株価にはほとんどインパクトが無かったようです。

主要企業業績もまだら模様ながらまずまず。収益予想も悲観一色というほどでもない。


総合してやっぱり当面リスクオンは仕方ないかもしれません。でも少し長い目で、そして俯瞰すると、米中問題も火種は燻ったままで、アメリカの景気も長期間の拡大から一服してもおかしくはない局面とも言えます。神様バフェット氏もキャッシュ積み上げてますし、どうしても割高感は拭えないです。


ということで来週から、eMAXIS Slim SP500 の積立額を現行の毎日35000円から25000円に減額しようと思います。この額は私が今年7月に当ブログを開始したときの水準。振り出しに戻ってしまいましたが、シニアの資産形成は安全第一、コツコツ継続するのみです。