金融不安を煽る輩
先週末、一時ドイツ銀行の経営不安懸念が広まり、一時的に株価が急落しました。
ドイツ銀行といえば、クレディ・スイスと並んで過去の栄光とプライドは何処へやら。
手段を択ばぬ拝金主義銀行へと堕し、長く乱脈経営が続いていたのですが、このところは、ある程度復活して、金融機関としての健全性は保たれていたところは、クレディ・スイスとは大きな違い。
にもかかわらずなぜ、このような株価暴落が起きたのかといえば、それは悪徳ヘッジファンドが有りもしない噂を流したということでした。
こんな悪質な嘘を垂れ流すことが許されるのでしょうか。ドイツ銀行は訴えるべきです。
ここまで酷くはなくても、ヘッジファンドを中心に行き過ぎたポジショントークが連日連夜続いています。
普通なら聞き流すものでも、市場が不安になっているときにあたかも権威のような有名ヘッジファンド関係者が(誰とは言いませんが)、人々の不安を煽る発言を繰り返すというのは、本当に不快。
彼らはそれが商売で、一応は合法の範囲なのでしょうが、一人の人間として、そこまでして金儲けするのか、資本主義の陰の部分なのだなあと、気分が良くありません。
我々、長期インデックス投資をする個人投資家は、このような輩に煽られ、騙されることなく、長期的視点に立って無理ない資産運用を続けてゆきたいものです。
投資は自己責任です。