【米国株】何が悪いのでしょうか
注目の3月CPI。
総合は良かった、事前予想を下回るインフレ率です。消費者の懐に直接響くのは総合の方ですから、特に中低所得者の方々には歓迎だと思います。インフレで一番割を食うのはこういった非お金持ちの人.。
FRBのミッションの一つは、金融政策を通じて過度なインフレやデフレを抑えることですから、道半ばとはいえ、良い方向です。
一方で懸念事項も残っていて、それはコア(アメリカの場合、生鮮食料とエネルギーを除く)の方が下がっていないこと。事前予想通りとはいっても、気分は良くない。専門家によると、家賃(帰属家賃を含む)がインフレ低下に反映されるのは早くとも第二四半期からということ。本当にその時になったらコアが下がるのか、悶々とした日々が続くのは辛抱するしかありません。
それでも、一応CPIは無難に通過したので、5月初めのFOMCでの0.25%利上げ内定、その後は様子見、長期金利も少し下がって、株価上昇かと思えば、
3指数とも下げて終わり。
何が悪いというのでしょう。FOMC議事録発表で下げたらしいのですが??
下げたと言っても少しだけなので、あきらめましょう。今週はあとPPIと小売売上高、大手銀行の決算発表もあるようで、週単位なら上げた!という結果になれば問題なし。
ちょっと難しいかもですね。投資は自己責任です。