【米国株S&P500】VIXがとても低い
日本時間で今朝の米国株も目立って大きな動きはありませんでした。来週のハイテク大手の決算とPCEデフレーター発表までは凪でしょうか。
ところで、米国株S&P500の水準的には一昨年末から昨年初めあたりの最高値からは、相当下がったところに居るのはご存じの通り。
それとは異なり、VIX(恐怖指数)の方のチャートを見ると、昨年の10月あたりから概ね下降トレンドにあります。概ねというのは、先月の銀行破綻騒ぎで、一時VIXが跳ね上がったことを除けばということ。
昨年10月初めのVIXは30台、そこから今は16まで下りてきています。VIX指数は20がニュートラルですから、現在は市場に恐怖は無く、安心が支配している状況といえるでしょう。
VIXはS&P500の絶対値とは無関係ですが、16までも低いVIX指数は2021年の秋あたり、S&P500が右肩上がりで最高値を更新していた頃までさかのぼらなくてはなりません。
当時はインフレに対して未だ楽観的な空気が蔓延し、株式市場は強気でした。
現在は逆で、インフレ退治は道半ばにもかかわらず、リセッション懸念や国際情勢の不安定化も抱えており、株価は上げ渋っています。
にもかかわらずVIXがこれほどまでに低いということに違和感があります。
ジムクレーマーやじっちゃま広瀬さんが言うように、これから強気相場が訪れる前触れなのでしょうか。
それとも、暴落の予兆なのでしょうか。
落ちが無くて恐縮です。今日はこの辺で。何があろうとも冷静に投資継続するだけです。
投資は自己責任です。