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【新NISA】(3)オルカン or S&P500だけで本当に大丈夫?



上掲の前回ブログでは、オルカン等の株式インデックス投信のリスクヘッジとして、日本円の現金預金のみに頼るのは、インフレや円安であっても、金利が上昇しないという、日本の特殊要因から、元本保証ではあったとしても、実質的価値は低下するので、決してリスクフリーでは無いという内容を書かせていただきました。




ならばどうするかといえば、やはりアセットアロケーションを見直し、株式と現金以外の資産を加える事になります。


目的は株価下落時の影響を緩和することですから、理想的には株価と逆の動きをする資産に投資します。


違った言い方をすれば、株式との相関係数がマイナスのもの、もう少し譲歩すれば相関係数がゼロに近いものに投資することです。


代表的な資産対象としては金と債券が有ります。ただし日本国債は現金預金とほぼ同じなので、主に外国債券となります。


これらを適宜アセットに加える事で、株式インデックスだけより安定した値動きとなり、株式相場下落時のショックが小さくなります。


新NISAでは金や債券そのものには投資出来ませんが、これらを対象にした投資信託は成長投資枠で購入可能なので、検討に値すると思います。


ただし欠点もあって、自分でこれらのアセットをどのくらい加えるのが良いか、判断が難しい事。


さらにアセットアロケーションを決定した後にはリバランスが必要であり、面倒な上に新NISAの中だけならリバランスはし難い、タイミングに制約がある事です。




その様な場合に便利なのが、あらかじめ一定のルールに基づいてアセット分散されている、バランスファンドという投資信託。それを利用するというのも一つの手かもしれません。


次回はその様なバランスファンドについて簡単にご紹介できればと思います。



投資は自己責任です