【米国PMI】米国経済なぜこんなに強いのか、リセッションは程遠く
米国の製造業・サービス業を合わせた1月の総合購買担当者指数(PMI)は7カ月ぶり高水準でした。
内訳は以下の通り
・製造業PMI:50.3(予想:47.6)
・サービス業PMI:52.9(予想:51.5)
・総合PMI:52.3(予想:51.0)
驚異的なのは、総合PMI は昨年8月から右肩上がりということ。これだけ高金利でも景気は折れていない。むしろ利上げを停止したことで景気加速しているかと見えるほどです。
ずっと基準の50を下回っていた製造業PMI 、今回は上昇50越えの勢いで拡大フェーズへ。
米国経済恐るべし。
高金利とQT にも関わらず絶好調。
ソフトランディングどころでは無いですね。なぜなのかわかりません。
コロナ時期に積み上がった貯蓄が底をついたのではなかったのか?
クレジットカード延滞率が急上昇しているのでしょう?
スチューデントローン返済再開で消費が落ち込んだはずでしょう?
どうやらこれらネガティブファクターさえ、米国の経済成長を止めるには至らない。
好調な雇用状況と賃金上昇、株式を中心とした資産の増大が勝るということか。
この状況では下手に早期利下げなんかすれば、インフレ再燃しかねません。FRB は一層慎重になるでしょう。
長期金利も再上昇してきました。
今週末のPCE 結果如何では、利下げ時期が更に後ずれするかもしれない、その時株価は???
投資は自己責任です