【追悼】寄席紙切り芸の第一人者・林家正楽師匠
昨年末からだけでも、我々の世代に馴染み深い芸能人の訃報が続いています。
八代亜紀さん
かしまし娘の、正司歌江さん
直接お会いした事も、ライブの舞台も観たことはありませんが、テレビを通じて子供の頃から楽しませてもらいました。
そのような方が去られてしまうのは、時代の流れとは言え寂しい。
謹んでご冥福をお祈りします。
そしてさらに飛び込んできたショックな訃報。
林家正楽さんが突然お亡くなりになったというニュースを見て、師匠、新年早々、冗談がきついですよ!
思わず独りツッコミました。
この間まであんなに元気で舞台におられたのに。
私は寄席好きで、仕事をサボっては(訂正: 激務の合間を縫っては)上野鈴本、浅草演芸ホール、新宿末廣亭に通うことが無上のストレス発散手段。
最近では関東方面出張が減って、寄席には年に数回ほどしか行けないのですが、それでも落語協会主催の寄席を見に行けば、必ずと言ってよいほど出演されていたのが正楽師匠。
軽妙洒脱な話術と上体を揺らしながら切り紙で見事な作品をあっという間に生み出された。
寄席に行けば居られて当然だと思っていた。永遠に続くように勘違いしていた事に反省。
喪失感、寂しさは限り無し。
あらためてご冥福をお祈りします。