今週は米国株には大型イベント目白押し。

結果次第では、良くも悪くも大きく動く事が予想されています。

今日のところは無風の筈が、上昇してダウ、S&P500共に史上最高値更新!　

NASDAQコンポジットも史上最高値に接近。

なぜそんなに幸先良いのか調べると、金利の急落がきっかけ。

なぜ金利急落かといえば、米国財務省の資金調達額が予想以下だったから。

ラッキーな上げでしょうか。それでも明日以降は何があるかわかりません。

今日のところは喜びも程々にしておこう。

それにしても米国株は強い。史上最高値を約２年かかって達成。これだけ金利上げて引き締めているにもかかわらずです。

それに比べて日本株は、バブル後半、1990年代初頭の高値を未だ越えていないのです。

あれから30数年も経過しているのに。

それでもいまは日本株も好調で、近いうちに史上最高値更新の期待が持てるところまで来た事は、素直に歓迎したいところ。

それにしてもこの差には愕然とします。

1990年代初め頃からだと米国株は十数倍も上がっているのです。

新NISAでも皆様、米国株やオルカンに殺到するのは当然。

日本株が上がらない直接的要因は、成長性に乏しい、経営効率、生産性が低い、株主軽視。

しかしこれも少しづつ改善の兆しがあります。日本企業は配当をより重視し、PBRにも目を向けはじめています。

株主重視経営の一層徹底が進展すれば日本企業の史上最高値の壁は低くなり、他国の様に長期的右肩上がりが永続するでしょう。

今年は正念場。

投資は自己責任です