【米国株下落】長引くかもしれないCPIショック
昨晩のCPI発表、ほぼ想定の範囲に収まるのではといった希望的観測を一蹴。
インフレ再加速とも言える衝撃的結果に。
1月消費者物価指数(CPI)
総合
前年比+3.1%(予想+2.9%、12月+3.4%)
前月比++0.3%(予想+0.2%、12月+0.2%)
コア
前年比+3.9%(予想+3.7%、12月+3.9%)
前月比+0.4%(予想+0.2%、12月+0.3%)
総合はそれなりに許容範囲という見方も出来なくは無い。
コアは全く改善されていないどころか、前月比は悪化という最悪の結果。
利下げどころではない、米国株大幅に売られて当然ですね。
一部で指摘されていた様に、インフレが2%台に接近してからが下げ渋る、停滞するという可能性が現実となりつつ有ります。
この状況が継続すれば、FRBは金利引下げに踏み切ることは不可能です。
現時点での市場予想は、6月からの引下げを折り込んでいるようですが、先行き不透明。
最悪の場合、ズルズルと秋風吹くまで動けないとなれば、ドル安、株高ソフトランディングシナリオも狂いかねない。
今回のCPIショック、影響は長引くかもしれません。
投資は自己責任です