【米国株】1月のPCE は何とかクリアしたけれど
今週最大の山場、PCE の発表がありました。
PCEコア・デフレーター
(前月比) +0.4 %(予想+0.4 %)
(前年比) +2.8 % (予想+2.8 %)
予想通りの悪い結果、上掲のブルームバーグ記事に有るように、前月比の伸びは1年で最大に。
言うまでも無く、PCE コアデフレーターはFRB が金融政策決定に際し最も重視するもの。利上げは遠退くばかりか。
にもかかわらず、今朝の米国株は堅調、長期金利も下落。
何でだろう?何でだろう?古いけど思わず口ずさんでしまいましたよ。
悪いながらも想定範囲、失業保険申請件数、住宅販売など弱めの発表も有って、景気先行き懸念から債券が買われて、金利下落。
それが上手いこと株価上昇に追い風だったのか?
当面の山場は切り抜けて、株価暴落とはならなかったものの、心配性の私は、危機感マックス継続しています。
万一、この様に悪いインフレ指標が続いたどうなりますか?
それは明確なインフレ高止まりサイン、最悪はインフレ再燃の兆し。
また年内利下げ無し、ひょっとしたら再利上げ。
株価暴落、円暴落。
最悪の最悪を想定するとこうなりかねない。
最近は株価好調過ぎるので、これくらい警戒して丁度かもしれませんね。
投資は自己責任です