毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

もしも、万が一の時のために

もしもの災難や予見出来ないリスクから誰も逃れる事は不可能。


なので、我々は保険を掛けたり、様々なリスクヘッジの方策を取ったりします。


分散投資や長期積み立て投資もそうです。




今のデジタル化の世の中、日本人で金融資産を運用している人の大半は、ネット経由でしょう。


金融期間の窓口に出かけたり、営業マンが家に来て、資産運用している人は、相当な富裕層かお年寄りに限られています。



資産運用はもちろん、銀行の一般口座、普通預金も全てネット銀行で、支払いもスマホでキャッシュレス。


全てネットに依存している人も多くおられると思います。






でもそれって凄いリスクを負っていないですか?






大規模災害か何か、不測の事態で、長期間の停電やシステム障害が出たら?



当然、金融機関もネット事業者、電力会社も相応の対策はしているでしょうが、東京直下型地震や東南海地震が発生したら、全てバックアップが上手く即座に機能するとは、とても思えてきません。



設備は何とか保っても、それを動かして制御、管理をする肝心の人間が被災していたら、システムは正常に作動し続けると誰が保証出来るでしょう。





こういった点だけ見ても、ネット環境に過度に依存する現代人はリスクに脆弱で、心配性の私なんかはいつも気になっています。






ここまでの深刻なリスクはともかく、昭和世代なので、ネットだけで相手の顔が見えない、直接会って話しが出来ない環境でしか取引や手続きが出来ないというのは、通常何も問題無い時なら良いですが、何かあったらどうなるのかという不安は常にあります。



例えば:


● 歳を取り、不幸にして万一意思表示不可能になったら、同じく高齢の妻は簡単に私のネット口座にアクセスして必要な手続き出来るだろうか?


● 万一のトラブルや災害時に、安心してスムーズに出金したり出来るか?相当な高齢になってからも。等。




ということで、私の場合は気休めかもしれませんが、つみたてNISA口座は、ゆうちょ銀行の窓口手続きで開設しています。ゆうちょ銀行でもネット口座は有り、信託報酬はそちらがお得ですが、


昔のように人を介した手続きが、全国どこでも田舎でも有るゆうちょ銀行で可能なのは、やはり安心です。




特に妻はネットを信頼しておらず、苦手にしているので、万一、私が不在で急な引き出し等出来無くとも、窓口で直接お願いすれば何とかなりそうです。



まあ、普通預金にも一定額入れており、急にNISAをどうにかする事はないでしょうが。



やはり歳を取ると、近くに何かと頼れる窓口があるのは重要だと思います。




という事で、ゆうちょさんも、農林中金さんも、怪しげなアメリカの債券(CLOとか)買って、利益ばかり負わないで、庶民のラストリゾート(最後の頼みの綱)としての公益使命を忘れずに頂きたいものです。