S&P500 過去最高値、ついに3000突破。これからの積み立てをどうするか
S&P500 は軽く3000の節目を突破し、週を終えました。思えば昨年末の最低値が2400を下回っていたのですから、力強い伸びです。このレベルが割高か安いのか、いろいろ調べても諸説あり、はっきり言って判断しかねます。
ただ言えるのはアメリカの金利低下、金融緩和余地は日本や欧州と比較して極めて大きいので、これからもし経済状況が悪化しても、株価が顕著に下がる前に余裕で打つ手は十分あることから、当分はS&P500 は堅調に推移するのではないかということです。
アメリカ経済に金融緩和で対応出来ないほどのダウンサイドリスクが数年のうちに訪れるか、と考えても、イランと戦争になったとして、エネルギーをもはや中東に依存していないアメリカは影響が無いどころか、エネルギー価格が上がり、シェール関連産業が活況になる可能性さえあります。ハードブレグジットの影響も、むしろ米国企業にはビジネスチャンスかもしれません。唯一懸念は中国ながら、トランプ大統領が自国経済を危機にさらしてまでに、中国と対決するとも思えません。
少なくとも2~3年はアメリカの好況が続き、S&P500 は最高値を更新し続けるかもしれない。という気がますますしてきました。
私が先月始めたeMAXIS Slim S&P500毎日積立て投資は、25000円毎日積立をボトムラインとして、チャンスが来たら迅速果敢に積立て額を増やし、長期的にパフォーマンスを上げるというものですが、ここ数年のうちにS&P500 に顕著なダウンサイドリスクが無いとすれば、速やかに積立て増額しないと機会損失になる恐れが出てきます。
景気が後退し円高と米国株安の同時発生のタイミングを待っているので、今の状況は悩ましいところです。
では、明日も休日なので、じっくり火曜日以降の投資スタンスを考えてみたいと思います。