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炭鉱のカナリア、逆イールドカーブ解消とラッセル2000

おはようございます。


昨日の投稿では、当面は米国株の大きな調整無く、S&P500 の上昇が継続するのではないか、と書かせていただきました。


一方で、逆イールドカーブが解消すれば、近い将来のリセッション、株安が現実味を帯びたといった見方や、S&P500 の先行指標とも言われるラッセル2000(米国中小型株2000社の指標)は、S&P500 が最高値を更新したにもかかわらず、昨年9月の最高値以降は低迷しており、先行き懸念があるといった意見もあります。


これらの悲観的現象について個人的に思うのは、


逆イールドについては、リーマン以降の異例の金融緩和とデフレ傾向継続により、長短金利共に歴史的低水準にあったところに、昨年は速いペースでFRB が短期金利引き上げをしたため、言わば人為的に逆イールドが発生しただけで、今般のパウエル議長の短期金利の低下誘導のにより近く解消に向かうのは自然であって、必ずしも近いリセッションを意味するとは思えないこと。


ラッセル2000についても、S&P500と真逆に暴落している訳ではなく、弱含みながらもS&P500 と似た値動きをしており、中小企業の業況観が決定的に悪化しているとはいえないこと、です。


せいぜい個人的感覚レベルなので、当たらなくても責任は持てませんが、FRB の利下余地が十分なこととトランプ大統領の株価維持へのこだわりが強いこと、なども勘案すると大統領選挙終了までは、米国株価の大幅調整は無いかもしれないと思うのです。


では、三連休最後の今日も良い日でありますように。