今年も後僅か。グッチーさんの卓見を想う
米国株の今年の取り引きは、大晦日を含め、後2日を残すのみ。
市場は動いてはいても、参加者の多くはクリスマス、年末休暇でお休み中。
またもや最高値更新して締め括るのか、少し落ち着いて終わるのか。
何度も書いて恐縮ですが、積極的上げ材料は無いのです。寧ろ高所恐怖症で少しの悪材料にも敏感になるはずなのに。
金融相場と皆さんおっしゃいますが、年を明ければ、また空気も入れ換わって、寒風が吹くかもしれません。
ところで、今年も多くの方々が天国に旅立たれました。
なかでも大ショックだったのがグッチーさんこと、投資銀行家の山口正洋さんが9月に急逝されたこと。
少し先輩で年も近く、示唆に富むコラムを楽しみに読んでいました。
生きざまは華麗で爽やか。グルメでワインを嗜むセレブ。かたや二朗も競馬も愛する庶民的なところも面白く、東北の震災後の再興にも自ら取り組まれ、実績を残されました。それゆえに巷のエセ復興事業には辛口で批判。
体調の悪いことは一切見せず、最期までエネルギッシュに駆け抜け、風のように去ってしまわれた。
合掌。
思えばグッチ―さんは去年の米国株が不調の頃から一貫して、アメリカ経済は強く、株はこれ以上に下がらない。トランプは中国と本気で喧嘩する気は無く、ディールに必ず持ち込む。と断言されていた。
本当にその通りでした。