毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

外国株式投資と為替リスク

三連休に米国株ブログを読んでいたところ、とても面白い記事を見つけました。


タイトルは:


「日本円と米国株は相性悪し!為替が米国株投資に与える影響がハンパない件」というもので、


『30 代子持ちサラリーマンがおくる資産運用術トラインベスト』

というブログを運営されている方が投稿された記事です。



詳しくは是非ご本人のブログを読んで頂きたいのですが、ごく大まかに言うと。


(過去長期スパンでは円高と株価の下落や停滞が重なり、長期化する傾向にあり、米国株投資家は円ベースの資産·配当の目減りが、大きく長期化していた。)


ということを客観的データに基づき、グラフで分かりやすく解説され、タイトル通り、日本円で米国株投資するのは相性が悪い❗と警鐘を鳴らされています。


リーマン以降は極端な円高から正常な円安水準に戻ったので、円高による為替リスクを忘れがちな我々への警鐘として、有り難く拝読しました。


確かにトランプ大統領が、自国の価格競争力向上のために、利下げによるドル安を唱え続けており、円高への懸念は付きまといます。


これにリセッションが重なれば、日本円ベースでみた米国株資産は大きなダメージを受けます。


そうなった時に、冷静に対応できるリスク管理と心の準備が必要です。特に精神的ダメージは実際起こると想像以上ということを覚悟すべきでしょう。おっしゃる通りと思います。



ただ逆にみると、円高と米国株安が同時発生するということは、これから米国株で資産形成しようとする投資家にとって悪いとばかりは言えません。


何故ならば、それは買いの絶好のチャンスだから。


確かに外国株で資産運用する場合は、直接の為替リスクは避けようも有りません。


ならば、為替リスク完全回避するため日本株だけやれば良いというのは間違いです。


なぜなら、円資産、円の暴落リスクに晒されるからです。見えない為替リスクと言えます。




米国株は大きく下げても日本株と違い、待てば必ず上昇する、レジリエント(resilient)な資産であるということを前提とすると、やはり米国株メインの長期資産運用をある程度やらざるを得ません。リスクゼロなど何処にも無いのです。



使い古されたグラフですが下のグラフを信じて、長期投資を続けるのみです。


勿論、ブログ記事を書かれたご本人も、長期積立投資を志向されています。


これだけ優秀でまだお若い方ので、これから莫大な資産を築かれると思います。


30 代子持ちサラリーマンのさんのこれからのブログ記事を楽しみにしています。