今日はMartin Luther King Jr. day
今日はMartin Luther King Jr. dayということで、米国株式市場はお休み。
キング牧師の演説は日本でも知らない人はいないでしょう。人種差別と命懸けで闘い、白人を含め多くのアメリカ国民の共感を得ました。
そのおかげで、アメリカ公民権法が1964年に成立。少なくとも制度上は差別が撤廃されました。
それから50年も経たずして、アメリカに黒人の大統領が生まれるとは、さすがのキング牧師も予想していなかったのでは無いでしょうか。
アメリカは自由と民主主義、機会平等の本当に偉大な国と思います。
人々に差別意識が無くなった訳でも、黒人をはじめ有色人種が、社会的に不利な立場になりがちな現実を知らないわけではありません。
それでも原則や正義、理念は守り続け、弛まず社会を変革してゆく、
アメリカという国家に敬意を覚えます。
島国根性、村社会国家の日本が学ぶ事は多いと思います。
ところで、黒人や都市部の若者層にトランプ大統領支持が静かに拡がっていると言う報道を見ました。
彼ら彼女らは、従来圧倒的な民主党支持層。
それでも共和党、トランプ大統領を支持するのは、失業率が歴史的低さにあり、特に失業率が高かった黒人や若年層の雇用環境が顕著に改善したことが大きな理由とのこと。
民主党は未だに候補者も決まらず、中道か左か?本当に庶民の利益を守ってくれるのか?具体的政策が見えず、支持しようがありません。
実績は空疎な公約より遥かに強力です。
日本の若者が圧倒的に安倍政権を支持しているのと似てきたような気がします。
野党は花見問題とか小物政治家のスキャンダルとか自分達の生活改善とは関係ないことばかりやってますからね。
アメリカの経済好調は少なくとも年内は続き、トランプ大統領は恐らく再選されるでしょう。
安倍政権は消費税上げで、本格的不況の再来が懸念されるものの、ろくに経済再生の具体的対案も無く、烏合の衆の野党よりよっぽどまし。
ということで、こちらも当面安泰。
日米共に、株式投資家には良い流れです。