毎日積み立て生活

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500の毎日積み立て始めました。since July 2019

【朗報or悲報】米国株の局面が変わったのか

今週に入って米国株は堅調。今朝のS&P500も3%以上上げて2700を突破してきました。


上げ材料について報道では:


・新型コロナ感染者増加が米、欧ともに落ち着きはじめた。
・サンダースリスクが消滅した。
・石油価格安定化への期待


などが材料視されているようです。




☆局面変化


チャート的にテクニカルなことはさておき、3月22日の最安値以降、今日までS&P500はジグザグ上下を繰り返しながらも、ここまで上げ基調できたことは確か。20%強戻のしです。


少なくとも短期的には2月後半から1か月の暴落を経て底を打ち、完全回復とまではいえなくても小康は保っているとは言えそう。VIXも40台前半まで下がってきました。


一時の暴落パニック売りから、局面が変わったと判断できると思います。




☆ 朗報or悲報


この局面変化を朗報と信じたいのはやまやま。日本はともかく、米欧新型コロナの最悪期は脱した。サンダースのような社会主義者が次期大統領になる可能性はゼロになった。これは確かです。


一方、目も耳もを背けたいような情報もあって、例えば元FRB議長のバーナンキさんは、今回の新型コロナ不況は長引き、回復に数年要すると指摘しています。


「[サンフランシスコ 7日 ロイター] - バーナンキ元米連邦準備理事会(FRB)議長は7日、新型コロナウイルス感染拡大抑制策で経済活動が停止する中、米経済は第2・四半期に30%を超えて縮小する恐れがあり、経済が立ち直るまでに数年かかる可能性があるとの見方を示した。」


また、今の株価は将来のEPS低下を織り込んでおらず、依然として割高、予想PERは高いと指摘するアナリストもいます。


客観的には先行き、次の局面は不透明。現状では楽観も悲観もできない。ということではないでしょうか。





★現時点の結論


私見ではありますが、米国株の二番底、株価低迷の長期化の可能性は無視できないと考えます。


一方でV字回復とまではいかずとも、先月を底に一進一退ありつつ、年末にかけて米国株価が上向き加減で進むんじゃないか、という捨てきれない期待感もあります。


トランプさんんの強力な経済対策効果。ワクチン、治療薬(アビガン)への希望も日に日に大きくなるでしょうし。



いずれにせよ、現在のペースを守りつつ、急な株価変動にも対応できるように、私としては余裕をもって一定のキャッシュを維持しつつ、毎日積み立てを当面継続するつもりです。





あくまでも個人的見解です。投資は自己責任でお願いします。